今回は「飽きれる」という言葉の同義語を整理しました。
似ているようで微妙にニュアンスが違う表現も多いので、使い分けの参考にしてみてください。
ぽかんとする
思いがけないことに出会い、口や目を開けたまま間の抜けた様子をする。
例:ドッキリにかけられ、ぽかんとする。
あっけにとられる
思いもよらないことに出会い、あきれる。
例:列に並んでいたら横入りされ、あっけにとられる。
呆れかえる
途方もないことに出会い、非常に驚く。
例:さんざん勉強をさぼっていた息子が赤点を取り、呆れかえった。
呆然とする
気が抜けて何も考えられず、ぼんやりとする。
例:津波が来て人々が流される動画を見て、呆然とした。
しょうもない
「しようもない」が変化した言葉。ばかばかしい、くだらない。
例:小学生が階段を駆け下りるスピードを争っていて、しょうもない。
狐につままれたよう
意外なことが起こり、何が何だかわからずぼんやりする様子。
例:手品の種が分からず、狐につままれたように見ている。
性懲りもなく
痛い目にあっても懲りず、同じことを繰り返す様子。
例:彼は以前注意されたのに、性懲りもなく授業中に居眠りをしている。
きょとんとする
事態が理解できず、困惑して目を見開く様子。
例:ドッキリにかけられ、事が分からず、皆に囲まれた彼はきょとんとしていた。
まとめ
「飽きれる」と一言で言っても、
驚き・呆れ・困惑など、感情の向きや強さによって言葉が変わります。
シーンに合わせて使い分けると、文章の表現力がぐっと上がります。

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