はじめに
大学の試験勉強って、特に歴史のように範囲が広い科目だと、どこから手をつけていいのか分からなくなりますよね。試験範囲が膨大で、効率的に勉強を進めることが求められる中で、私は「AI」を使って勉強計画を立ててみることにしました。
AIを使えば、効率よく計画を立てられるだけでなく、自分のペースに合わせた学習法を提案してくれるんじゃないかと思ったからです。今回は、試験範囲が広い歴史の勉強において、AIをどう活用して効率的に学習計画を立てたか、その方法と実際の結果をシェアしていきたいと思います。
AIを使った勉強計画作成の方法
歴史の勉強は範囲が広すぎて、効率的に進めるには計画が重要です。そこで、私は「ChatGPT」を使って勉強計画を立てることにしました。AIを使った勉強計画作成は意外とシンプルで、必要な情報を入力するだけで、個別にカスタマイズされた計画を作成してくれるんです。
最初に決めていたのは、「年表を作成すること」。歴史の試験では全体の流れを把握するのが大事なので、まずは年表を作って試験範囲を整理することにしました。
次に、勉強日数と各日の勉強時間をAIに入力。試験までに残された日数を元に、AIが効率的に学習を分けて、それぞれの日にどれくらいの時間をかけるべきか提案してくれます。
具体的にはこんな手順で進めました:
- 年表作成
歴史の試験範囲を年表で整理して、重要な出来事や年号を中心に、全体の流れをつかみました。これが、後の勉強計画の基盤になります。 - 勉強日数と勉強時間の入力
試験までの期間をAIに入力して、1日あたりの勉強時間(例えば2時間、3時間など)を指定。 - AIによる計画作成
これらの情報をもとに、AIが1日の勉強内容を提案してくれます。例えば、ある日は特定の時代や出来事に集中し、別の日には復習や弱点克服に時間を割くといった具合です。
実際にAIが作成した勉強計画の一例を以下にご紹介します。これを基に、どんなふうに勉強を進めたかを振り返りつつ、さらに詳しく説明します。
日曜日(復習・年表作成)
目標: 全体像を把握し、授業内容を再確認する。
時間配分:
1時間: 資料を読み込み、重要なトピックを抜き出す。
2時間: 年表作成(大まかな流れを把握)。
残り時間: テスト問題形式に合わせ、日曜日時点で覚えられる範囲を確認。
月曜日(計画を基に基礎固め)
時間: 0.5時間
目標: 年表で把握した大まかな流れを、細かい知識と結びつける。
勉強内容:
0.2時間: 重要トピックごとに「なぜその時期に起こったのか」を整理する。
0.3時間: 試験問題の形式(論述)を想定し、過去問や予想問題を1題解く。
火曜日(暗記の強化と応用練習)
時間: 4時間
目標: 知識の暗記とアウトプットを組み合わせ、記憶を定着させる。
勉強内容:
0.5時間: 日曜日に作った年表を繰り返し見る(空欄を埋める形式)。
1.5時間: 資料を使って、キーワードや重要なフレーズを暗記。
2時間:
予想問題を2題解く。
解答後、解説を作成(自分で説明できるレベルを目指す)。
わからなかった箇所を資料に戻って復習。
水曜日(本番形式の演習)
時間: 6時間
目標: 実際の試験形式で演習し、記述力を鍛える。
勉強内容:
1時間: 年表を活用しながら重要トピックを整理。
3時間: 模擬テストを解く(3題)。
時間を計り、本番同様に解答。
解いた後、解答の添削(採点基準を意識)。
2時間: 間違えた問題や記述が不十分だった部分を重点的に復習。
木曜日(総仕上げ)
時間: 6時間
目標: 全範囲を復習し、知識を最終確認。
勉強内容:
1時間: 年表を使って全体の流れを復習。
2時間: 暗記した内容を一問一答形式で確認。
3時間: 再度、予想問題を解く(3題)。
初回の解答と比較し、改善点を洗い出す。
わからない部分を再復習し、解答を再現できるようにする。
金曜日(テスト当日)
目標: 緊張をほぐし、自信を持って試験に臨む。
朝の時間(30分~1時間):
一問一答で知識の確認。
過去の模擬テストの解答をざっと見る。
実際に使ってみてどうだったか
AIを使って作成した勉強計画には、良い点もあれば、課題もありました。実際に計画を立ててから、どんな感想を持ったかを振り返ってみます。
勉強すべきことが明確に
まず、最大のメリットは「何を勉強すべきかが明確だったこと」です。AIが作成した計画を見れば、毎日どこを学習するかがしっかりとわかります。歴史の範囲が広すぎて何から手をつけていいのか迷っていた私にとって、これほどありがたいことはありませんでした。計画に従って勉強すれば、何を優先すべきかがわかり、無駄なく進められた感覚です。
そのおかげで、実際に勉強する時間が伸び、集中力もアップしました。AIの提案に沿って進めることで、必要な知識を漏れなくカバーできた感じがしました。
ついサボってしまった…
ただ、完璧に計画通りに進められたわけではありません。正直、AIが作成した計画を見ても、どうしても「今日はサボってしまおうかな…」と思うこともありました。試験までの時間に追われるプレッシャーはあったけど、それでも勉強がしんどい時があり、計画から外れてしまうことがありました。
でも、これってAIのせいじゃなくて、自分のモチベーションの問題です。計画が明確だったことは助けになったけど、実際にそれを実行するのは自分なので、自己管理が必要だなと痛感しました。
AIの指示があいまいな部分も
AIで勉強計画を作成するのは非常に便利でしたが、時々「指示があいまいだな」と感じることもありました。例えば、特定の時代に関して学習を進めるように指示された時、勉強内容や参考書の提案が少し足りないと感じました。結局、どこまで勉強すればいいのか迷ってしまうことも。
また、試験に出やすいポイントや重要なテーマについて、もっと具体的に教えてくれるとさらに良かったかなと思います。
AIへの指示がうまくいかないことも
さらに、AIに指示を出す際にうまくいかないこともありました。例えば、特定の範囲をもう少し掘り下げて学びたいと伝えたとき、意図が伝わらず、違う内容が提案されることがあったんです。AIは非常に賢いけど、指示の仕方や情報の伝え方には少し工夫が必要だなと感じました。
まとめ
AIを使った勉強計画は非常に有用でしたが、実際に勉強を進める中で完璧に計画通りに進むわけではないことも実感しました。それでも、全体的には効率的に学習を進められたので、AIの活用方法については非常に有益だと思います。
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